京都で訪れたい坂本龍馬ゆかりの地

京都には数多くの史跡があり、幕末や坂本龍馬などと限定してみても1日では巡りきれないほど史跡だらけで見所も満載となっております。そんな数多く残されている史跡の中から特に見ておきたい坂本龍馬の足跡を紹介してみたいと思います。

 

河原町~三条

まずは電車やバスで河原町の駅まで行きます。京都で1番賑やかな繁華街と言ってよいでしょう。幕末当時もそれは同じだったようで、河原町通りを中心としたエリアには幕末の史跡がこれでもかと言うほど残されています。

河原町駅のマルイと高島屋に挟まれた四条通りの交差点から河原町通りを北に歩き三条通りを東方向に右折して木屋町通りを南に歩いて元の四条の交差点まで戻るコースです。

ゆっくり歩いても30分ほどで歩けてしまうこのコースだけでも龍馬の足跡や息吹を充分に感じられることでしょう。このエリアにある龍馬の史跡と、どうせなら一緒に見たい龍馬には直接関係ないかもしれない幕末の史跡も一挙に紹介してしまいましょう。

まず四条通り交差点からすぐ近く、河原町通りを北に見て右側に龍馬と共に暗殺された中岡慎太郎が住んでいた寓居跡があります。賑わうお店の一角に「中岡慎太郎 寓居之地碑」という石碑が立っています。さらに河原町通りを北に歩くと今度は左側に龍馬が襲われ命を落としたことで有名な「近江屋」があります。今は「かっぱ寿司」になっていますので中に入ることも出来ます。

2階の奥の部屋で暗殺されたとされていますので、このへんかなと妄想しながら2階の奥の席でお寿司を頂くのもオツな食事になるかと思います。かっぱ寿司の店舗の前には、「坂本龍馬・中岡慎太郎 遭難之地」と書かれた石碑と説明板があります。立ち止まって読みふける人や写真を撮る人も多い龍馬最期の地、「近江屋跡」です。

そこから更に北に進み三条通りを右折してください。鴨川と三条大橋に向かって歩いていくと左側に「池田屋」が見えてきます。

新選組の名が一気にメジャーになった大事件、池田屋騒動があったその場所です。今は「はなの舞」という居酒屋チェーンになっていますので中で食事も出来ます。この店舗は池田屋跡という史跡をにくいほど有効に活用してくれているので店内は新撰組だらけで足を踏み入れるだけで幕末好きはワクワクすることでしょう。

店内に入った瞬間に「いらっしゃいませ」の代わりに聞こえる「御用改めである!」の音声にはついつい顔がニヤけてしまい嬉しくなりました。中には新撰組の姿をしたマネキンや刀などがあちこちに配置されており、店員さんもダンダラ羽織を着ているし、メニューも龍馬カクテルなど豊富なので、楽しく食事が出来ることでしょう。

店舗の前に、「維新史蹟 池田屋騒動之址」と書かれた石碑と説明板があります。足元をよく見ると地面にも当時の池田屋の場所を示す牌があるので見逃さないように。

池田屋を後にしてまた鴨川の方へ進みましょう。小さな高瀬川を渡ると木屋町通りになるので、そこを右折してまた南の方に向かい折り返します。

この高瀬川のせせらぎを横に見ながら散策ができる木屋町通りは史跡の宝庫でもありますが雰囲気も良いので夜に飲み屋さんを探して歩くにも最適の通りだったりします。木屋町通りに入ってすぐの場所に坂本龍馬が住処にしていた「酢屋」があります。「坂本龍馬寓居之址」という石碑があります。

木材を売るおしゃれなショップになっていて、2階はなんと龍馬が住んでいたままの一角が残されています。有料ですがぜひ見学してほしい場所です。この周辺には後藤象二郎や武市瑞山、佐久間象山らの寓居跡の碑もありますので、興味がある方は訪れてみて下さい。

酢屋を後にして再び木屋町通りを南に下がっていくと龍馬の妻、お龍が住んでいた場所に「此付近 坂本龍馬妻 お龍 独身時代寓居跡」という石碑があります。これらの石碑はなんの前触れもなく突然出現しますし、あちこちに石碑が立っていますので見逃して通り過ぎないように注意が必要です。

そのまま木屋町通りを南に進むと龍馬も足しげく通ったであろう「土佐藩邸跡」があります。多くの密談がここで行われていたことでしょう。この付近にも龍馬と同郷で仲間でもあった岡田以蔵が人斬りとして本間精一郎を襲撃した時についた刀傷が残されていたりするので要チェックです。

池田屋事件の発端となった古高俊太郎の邸宅跡「桝屋」など、まだまだ多くの史跡がこの周辺にはありますので幕末めぐりをするには最高のエリアだと思います。

 

東山

河原町エリア以外でおすすめの場所もいくつか紹介させていただきます。「霊山歴史館」にはぜひ足を運んで頂きたいです。

清水寺の近くにある全国唯一の幕末・明治維新を専門とする歴史博物館で、坂本龍馬をはじめ、桂小五郎、西郷隆盛、高杉晋作といった勤皇・倒幕の志士たちをはじめ、

近藤勇・土方歳三ら新選組や京都守護職、京都見廻組など幕府側の人々など、幕末維新に活躍した重要人物たちが残した書、詩文、遺品、書状や各種資料・文献などを展示しています。

貴重なお宝の数々に目を奪われること必至です。龍馬はもちろん幕末を知るには1番と言っていい歴史館かと思います。

そしてその「霊山歴史館」の向かいには、坂本龍馬・中岡慎太郎らをはじめ約400名の維新の志士たちの墓がある「京都霊山護国神社」があります。龍馬の銅像が京都の街を見下ろすように建てられています。今も龍馬が京の街を見守ってくれているかのようで胸にグッと来ます。ぜひ手を合わせに行ってみてはいかがでしょう。

四条通りの「八坂神社」の奥にある「円山公園」にも坂本龍馬と中岡慎太郎の銅像が凛々しく建っていますので、八坂神社もおすすめスポットです。伏見の方へ行くと有名な「寺田屋」があります。その周辺には龍馬の銅像や史跡が多く残されており観光スポットとして整備もされていますので龍馬好きは楽しめると思います。